OpenClawフォルダ構造 / 迷わない配置ルール

OpenClawは「実行」と「知識」を分けて、8層で覚える

この図解は、まーくのOpenClawワークスペースで「何をどこに置くか」「どこを触ってはいけないか」を1枚で判断するための地図です。ポイントは、ローカル実行層とiCloudナレッジ層を混ぜないこと、成果物は04へ、素材は05へ、ルールは00へ戻すことです。

作成日: 2026-07-07 対象: OpenClaw workspace 読了目安: 6分 外部公開なし
Local Runtime ~/.openclaw config/logs 実行・設定・認証 iCloud Knowledge 00-rules 01-private 02-company 03-AI dept 04/05 + memory ノート・知識・成果ログ

0この図の読み方

二層を見る

まず実行系とナレッジ系を混ぜない。

8層を見る

00〜05とmemoryの役割をつかむ。

置き先を選ぶ

事実・手順・成果・素材で振り分ける。

ミラーを見る

04/05は03と同じ論理パスで残す。

事故を避ける

削除・移動・設定変更は安全手順を通す。

1先に結論: 守るルールは6つ

1実行系は ~/.openclaw

設定・ログ・認証・セッションなど。iCloudへ戻したり、symlink化を提案しない。

2知識は workspace

00-rules から memory まで、人間とAIが共有するノート置き場。

3ルールは 00-rules

全体規約、命名、配置判断、整理手順はここが正本。迷ったらここへ戻る。

4成果は 04-output

タスク実行ログや成果物は、担当AI部署と同じ論理パスに残す。

5素材は 05-resources

外部記事・クリップ・参考動画は素材層へ。安定知見は03へ昇格する。

6削除は復元可能に

rm ではなくゴミ箱経由。中身確認とdiff確認を先にする。

2絶対に混ぜない二層構造

混ぜると事故る

昔、~/.openclaw をiCloud側へ寄せたことで、exec失敗や古い設定ファイル誤編集が起きた。

危険な考え方/
├── ~/.openclaw をiCloudへ戻す 禁止
├── iCloud側の古いopenclaw.jsonを触る 死んだ設定
├── Archiveを現用扱いする 誤認
└── 実行層と知識層を曖昧にする 事故原因
二層で
安定運用

今の正解

実行はローカル、知識はiCloud workspace。iCloud直下は workspace00_Archive_SystemBackup だけ。

現在の構造/
├── ~/.openclaw/ ローカル実行層
│   ├── openclaw.json
│   ├── logs/
│   └── credentials/
└── iCloud/openclaw/ ナレッジ保管層
    ├── workspace/
    └── 00_Archive_SystemBackup/ 隔離・参照用

3workspaceの8層マップ

ナレッジ層の正本ツリー

この順番で「覚える会社」になる

workspace/
├── AGENTS.md / SOUL.md / USER.md 起動層
├── MEMORY.md 長期記憶ハブ
├── 00-rules/ 全体ルール
├── 01-private/ 個人の学び・関係
├── 02-company_knowledge/ 事業の事実
├── 03-AI_departments/ AI役割・手順
├── 04-output/ 実行ログ・成果
├── 05-resources/ 外部素材
└── memory/YYYY-MM-DD.md 日次ログ
04/05のミラー原則

担当ロールと同じ相対パスで残す

03-AI_departments/
└── ceo/Technology Department/CTO/
    ├── skills/
    └── knowledge/

04-output/
└── ceo/Technology Department/CTO/ 実行ログ

05-resources/
└── ceo/Technology Department/CTO/ 素材・clips

4置き場所を決める判断フロー

1
判断

事業の事実か?

売上、顧客、契約、製品仕様、MTG正本なら 02-company_knowledge

2
判断

AIの手順・プロンプトか?

部署やロールが使う安定手順なら 03-AI_departments

3
保存

実行した成果か?

タスク結果、レポート、中間生成物は 04-output。03と同じ論理パスに置く。

4
判断

外部から取った素材か?

記事、動画、参考事例、生クリップは 05-resources。整理後に03へ昇格できる。

5
安全

迷ったら _RULE.md を読む

移動先・移動元のルールを確認。削除や統合は承認後、復元可能な方法で行う。

5整理・再配置するときの実働タイムライン

上から下へ時間が流れる。オレンジ=まーく、青=AI判断、緑=安全確認、紫=ルール正本。

PHASE A — ルール読込

担当: AI / 所要: 最初に必ず実行

開始読む
🤖 AI

正本を確認

folder-organization-policy.md → 8層マップ → filing-guide → 各 _RULE.md の順で読む。

「フォルダを整理して」でも、いきなり移動しない。

PHASE B — 棚卸しと提案

担当: AI + まーく / 所要: 中身確認後

調査見る
🤖 AI

フォルダは中のファイルまで見る

名前だけで判断しない。削除候補、移動候補、統合候補、要判断に分けて提案する。

🚪

人間の関所: 承認してから実行

削除・移動・統合は、まーくのOKが出てから。機微ファイルや認証情報らしきものは自動処理しない。

PHASE C — 安全実行と記録

担当: AI / 所要: 作業後すぐ

実行守る
🟢 安全手順

救出 → 退避 → 移動

削除はゴミ箱経由。重複はdiff確認。大容量アーカイブはiCloud外の ~/openclaw-archive/ へ。

完了残す
🟣 ルールへ還元

索引・ログ・必要ならMEMORYへ

変更内容は実行ログと日次ログへ。索引乖離があれば同じ作業内で更新する。

↺ 還流: 新しい教訓は 00-rules や部署knowledgeへ戻し、次回のAIが同じ事故を避けられるようにする。
1

承認が必要な関所

4

AIが読む正本群

0

rmで即削除してよい数

2

iCloud直下に置いてよいもの

6誰が何を担当するか

まーく
外部公開OKを出す
削除・移動を承認
重要判断を決める
品質指摘を返す
クロ / AI
一次情報を読む
配置先を提案
04/05へ記録
知見を03へ還元
自動処理
preflight検査
git差分確認
索引チェック
破壊操作はしない

7知識が育つ循環

入力

依頼、MTG、外部素材、学習メモが入る。

覚える会社
00
ルール化
03
手順化
04
実行ログ
05
素材蓄積
memory
日次継続

出力

次回のAIが迷わず、同じ品質で動ける。

8配置判断マトリクス

種類
置き場所
注意
全体ルール
00-rules
配置判断、整理方針
正本なので重複させない
個人の学び
01-private
学習ログ、人間関係
機密扱いに注意
事業の事実
02-company_knowledge
顧客、契約、製品仕様
検索優先度が最上位
AI手順
03-AI_departments
部署別skill、knowledge
成果物はここに溜めない
実行成果
04-output
レポート、生成物、作業ログ
03と同じ相対パス
外部素材
05-resources
記事、動画、参考事例
安定知見は03へ昇格

9事故リスクを下げるチェック

二層分離を明記
必須
一次情報を読む
承認前の移動
低く
04/05ミラー保存

10よくある事故パターン

事故1: ~/.openclaw をiCloudへ戻す

exec失敗の原因になったため禁止。実行層はローカル実ディレクトリ。

事故2: Archiveを現用扱いする

00_Archive_SystemBackup は隔離・参照用。古い設定を編集しない。

事故3: 名前だけで削除する

変な名前のフォルダにも本物が入る。中身確認、diff、承認、ゴミ箱経由。

11FAQ

もらった汎用スキル本体はどこ?

エージェントに読ませる本体は workspace/skills/。部署での使い方メモは必要に応じて03へ。

AI department配下のskillsと何が違う?

03は業務OSとしての部署別手順。OpenClawが直接読む共有スキル本体とは役割が違う。

作業結果は全部03に置く?

置かない。実行ログや成果物は04-output、外部素材は05-resources、安定手順だけ03へ還元。

迷ったとき最初に読むものは?

folder-organization-policy.md、8層マップ、filing-guide、移動先の _RULE.md

12今日の一歩

何かを置く前に「これは事実・手順・成果・素材・日次メモのどれ?」と1回だけ分類する

分類できれば、置き場所はほぼ決まります。迷ったら _RULE.md を読み、削除や移動は承認を取ってから。

13編集メモ

  • この図はローカル保存のみ。外部公開や共有はまーくの確認が必要。
  • OpenClawの構造提案では、対象が「ローカル実行層」か「iCloudナレッジ層」かを先に明記する。
  • 今後フォルダ整理ルールが変わったら、まず 00-rules/folder-organization-policy.md を更新する。

14更新履歴

日付内容根拠
2026-07-07OpenClawフォルダ構造ルールのHTML図解を作成AGENTS.md、00-rules、MEMORY検索結果、system-architecture-history